ちっすー。
たろです。
皆さんは、ジョン・ホークウッドという歴史上の人物をご存知だろうか。
ちなみにボクは知りません。
いや、知りませんでしたというべきか。
ジョン・ホークウッドはヨーロッパの百年戦争で活躍した傭兵。
それを漫画にしたのがこれ。
『ホークウッド』
そのまんまやないかーい!というツッコミがありそうだけど、これが中々面白いんですわ。
このホークウッドはトミイ大塚先生が月刊コミックフラッパーで連載されていた作品。
トミイ大塚さんといえばコミカライズで有名な方ですね。
スレイヤーズとかだったかな?
月刊コミックフラッパーといえば、以前紹介した『煩悩寺』を連載していた雑誌ですね。
www.lollipop-candy-syndrome.com
全8巻で、最近完結したばかりのホヤホヤ。
内容はちゃんと歴史に沿って百年戦争を舞台にした戦争漫画です。
百年戦争といえばジャンヌダルクを想像する方も多いだろうが
ジャンヌダルクは出てきません!!
いや、だってコレ、百年戦争の前半のお話だし。
百年戦争って百年戦争してたんだよ?
前半と後半で役者は変わるよー。
それに前半はイギリスが優勢だからね。
休戦して、ペスト(黒死病)とかなんやかんやあって、ジャンヌダルクの登場そしてフランスの優勢!って感じだし。
あ、でもエドワード黒太子は出るよ。
史実でもエドワード黒太子から騎士に叙任されていた可能性があるってwikiに書いてあったし。
ただ、この漫画の残念なところを上げるとするならば、終わり方が打ち切りみたいになっているところ。
まぁ、たしかに最初から最後まで描き切るのは根気と労力が要るからねぇ。
お話はクレシーの戦いで終わっています。
で、最後にエドワード黒太子から「騎士に叙任してやろうか?」と聞かれるホークウッドは「バカ言うでねぇだ!」と断って終わります。
個人的には戦争ものは好きですし、面白かったのでもう少し長く連載して欲しかったんですけどねぇ。
ポワティエの戦いにも参戦していたとも言われているから、そちらも描いてくれれば良いのに。
こーゆー漫画って甲冑描くの大変そうだよね。
数百数千の甲冑を描かないといけないでしょ?
いやー、お疲れ様でしたとしか言いようがないですね。
2011年から5年もの連載、本当にお疲れ様でした。
次回作も期待してますので、面白い作品をぜひ世に送り出してくださいね。