今、アニメもちょうど放送している漫画「うしおととら」
実は漫画を読んだことなかったんですよ。
正直、今更感とか絵が受け付けないとか思っていたんだよね。
俗に言う食わず嫌いみたいな?
それで避けていたトップ2がジョジョとうしおととら。
なので、これを機に33巻を一気読みしたんだけど、
めちゃくちゃ面白い。
なので、熱が冷めないうちに感想を書きます。
うしおととらは藤田和日郎先生が週間少年サンデーで連載していた作品。
もう10年も前の作品なんだぜ?信じられるかよ。
ストーリーはけっこう王道なんだよ。
主人公の潮(うしお)がとらを封印していた獣の槍を抜いてしまうところから始まる。
で、世界を滅亡せんと企む白面の者(たぶん妲己とか九尾の狐とかその辺り)を倒しに行くというお話。
最初はそんな要素が全くなく、ただただ悪い妖(あやかし)たちをとらと一緒に退治するんだけど、だんだん壮大なストーリーになっていって妖と人間の力を合わせて白面の者を倒すんだよ。
でさ、最初はやっぱり人間と妖といがみ合っていて、さらに妖も西と東に分かれていて、人間も一枚岩じゃなくて、みんなバラバラなんだよ。
でも、潮がとらと一緒に旭川まで行く道中で妖が人間を少し信じ始めたり、人間の僧侶も潮を信じ始めてくるの。
旭川に行くと潮の母親の情報が明かされてさ、潮の母親が白面の者を封印してるらしいんだよ。
だから潮はそういう運命の元に生まれていたんだよ。
母親も夢に見て、そして生まれてきた子だからね。
終盤になってくるとさ、もうシリアス展開で胸が熱くなるんだよ。
白面の者も眷属を使ってあの手この手を使って潮を苦しめてくるの。
潮はまだまだ若く、でも純真でまっすぐで。
とらは強くてひねくれているんだけど、でも実は優しくて。
でも、その妨害を乗り越えて潮ととらの絆が深まっていくんだよ。
そして、獣の槍に隠された秘密とかを知って、白面の者に挑むんだよ。
でも、やっぱりラスボスだけあって強くてね。
そして人間や今まで仲間になった妖まで敵になっちゃってね。
さらに潮ととらが最後の最後に喧嘩しちゃってね。
次どうなるんだよ!!
っていうのが止まらない作品でした。
1人と1妖のコンビネーションがあっての強さなんだけど、分断されちゃってね。
憎しみとか悲しみに飲まれちゃうんだよ。
でも、それでも!戦うんだよ。そして負けそうになる時に気づくの。
相棒のことに。
相棒の過去がここで明かされるんだよなー。
憎い演出だよね!!
よう 相棒 まだ生きてるか
この一言が良く似合う漫画だよ!
この一言好きなんだよなー。
最後は色々な人の力を借りて倒すんだよ!
本当に面白くて、最後は切ないから是非とも読んでもらいたい。
本当にお腹いっぱいになります。
今は完全版も出版されています。
食わず嫌いせずに是非とも読んでみてください。
次はジョジョ読む!!