この本を読むにあたって大切なのが、
お金に対して恐怖感はあるか
正直、ボクはある。すごく怖いと思う。決してカイジにはなれない。
そしてもう一つ大切なのが、
貯蓄はできているか
正直、ボクはできてる。ヘタしたら月に10万以上は貯金に回してる。
だって使う機会がないから。友達も彼女も居なければ使う機会なんて無いから。
VIVA!ぼっち
だから正直読む必要はなかったんだけど、お金が大好きなボクとしては読まずにはいられなかった。
たろ。ホイホイにも程があるっ!!
というか、ボクは保険とかまだ入ってないし、マンションとか家とか購入してないから余裕が有るんだとマジレスする。
お話の概要としては
脱サラしてカフェを営む旦那と暮らす著者(妻)
つまり、旦那は自営業で妻はフリーランスという、金銭管理がハードモードの人生を選んでしまった人たちのお話。
あ、イージーモードは公務員だと勝手に解釈してる。
妻がお金の問題に気づいて孤軍奮闘するも虚しく、そこへ現れる常連客のマダム。
マダムがBSやらPLとか意識の高いありがたいお話をしてくる。
ボクはBSE(狂牛病)とPL学園くらいしか知らないよっ!(嘘)
あ、PL学園のPLの意味って「Perfect Liberty」(完璧な自由)って意味らしいね。厨二だ…。
ボクは狂牛病と中二病くらいしか知らないよっ!(大嘘)
出典・引用:中二病でも恋がしたい! ©京都アニメーション
で、印象に残った場面っていうのが
「心のこもった料理とおもてなしを心がけてがんばれば必ずお客様は来てくれます!」
というセリフ。
昔、ホームページの制作会社でバイトしてたんだけど
「ホームページを作れば売上が上がる!」
と思っている人の多さに愕然とした記憶が…。
どちらかというと文系なボクが言うのもなんだけど、数字に出してみることの重要性をこの本は教えてくれます。
漠然と頑張るのではなく、月に○○○万円の売上をあげたいのなら現状の客数を1日平均5人増やすか、客単価を10%上げる。
と落とし込んであげて、さらにそこから
じゃあ1日平均5人増やすにはどうすれば良いか?客単価を10%上げるにはどうすれば良いか?どっちの方が楽に効率的に出来るか?
を考えてPDCAサイクルを回してトライアンドエラーを繰り返していくのである。
俗に言う客単価と回転率ですね。
どう?ちょっと意識高い風に見える?
出典・引用:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 ©小学館
いや、っていうかね?
一回ブログを運営してみると良いよ。
そしたらどれだけ人が来ないか愕然とするから。
そこから立ち直れた人間だけがアクセスアップ出来るんだよッ!!
で、これは自営業とフリーランスだからいろいろ書いてて220ページ近くあるけど、普通の人なら収入と固定収支を理解してれば問題ないと思うの。
- 収入から予め固定支出を抜く
- 収入から予め貯蓄額を抜く
- 残った収入を食費・交際費などに振り分けていく
これだけで十分だと思う。面倒くさくてボクはやっていないけど、するひつようのない状態だからボクはしないけど。
そして終盤の方に出てくるおっちゃんが良いこと言うんだよ
「お金の正しい扱い方」を学べ
これは正直ボクも良くわからん。
神棚に祀って祝詞でも唱えてれば良いの?
これは学ばないとアカンよね。
今は良いけど結婚だってしたいしそしたら子供だって欲しくなるよね。できれば男の子と女の子ひとりずつ欲しいな。どっちが上でも構わないけど喧嘩しないように年の離れた子供が良いな。でも子どもが生まれたら習い事だってさせたいし良い大学、良い教育を受けさせたいよね。そうなるとお金がさらにかかるし、自分の健康にも気を使うよね。出来ればひ孫まで見たいし、万が一死亡した場合は不自由の内容に生命保険は良いのを選んでおきたいよね。あ、でもでも子供のためには大きなお家に住みたいよね。交通の便が良い都心のマンションって言う手もあるけど、郊外でのびのびと育てたいよね。そうするさらに出費がかさむから…
ごめんなさい。
ありもしない空想にトリップしてしまいました。
結婚する相手どころか恋人も居ないのに!!
失礼。嫉妬の炎で取り乱しました。
まぁ、つまりはお金と上手に付き合いましょうと。
カイジみたいにはなってはいけないと。
いつかビッグな男になってやるぜ!っていうような曖昧みーまいんな考えじゃダメ。
今から3845日と22時間16分後にはビッグな男になってやるぜ!そのためには2045日までに中くらいな男になって…
くらい考えていないとダメだよっ!!
【まとめ】
この本は家計簿とか身近な金銭というよりも住宅ローンとか保険とか教育費とか資産価値とか老後とか大きな金銭感覚を養うための本ですだよ。
もちろん、効率的な家計簿の方法とかが載っていないわけではないけど、それ目当てならもっと良い本があるアルヨー。
出典・引用:ブラックラグーン ©小学館
この本は2010年の本なのでブックオフとか探してみるとお安くあったりしますよ!
ちなみに、この本は価格が下がってさらに追加要素が加わった新版が出たみたいですね。