以前、
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3月のライオンの感想記事を書いたんだけど、
この3月のライオンのタイトルの意味、知ってる?
3月はさ、年度末じゃん。
それは将棋界も一緒なんだよね。
将棋はサッカーみたいにピラミッド型のリーグ制なんだよ。
A級 → B級1組 → B級2組 → C級1組 → C級2組
ってなってるの。
これを順位戦っていうんだけど、それの最終局が今日。
って言ってもA級の最終局っていうだけなんだけどね。
A級はさ、A級リーグで優勝した人が名人・羽生善治と戦うの。
そして勝った方が名人を名乗ることができる。
なので、名人戦が控えてるので、少し早いんだよね。
だからここだけ3月のライオンならぬ2月のライオン。
っていっても、A級からB級1組に落ちても生活はあまり困らない。
それよりも、C級の方々が本当にライオンになる。
C級2組は降級点というのが3回つくとフリークラスに落ちてしまう。
そうならないためにも瀬戸際の棋士は死ぬ気で頑張る。
今、なにかとテレビで人気の加藤一二三九段(通称:ひふみん)もヤバい。
詳しくは将棋連盟のこのページを読んでみてください。
だから、3月のライオンなんだ。
死ぬ気で頑張る人間は、それだけで尊敬できる。
今、リアルタイムでニコニコ生放送でA級の全局を放送している。
長い対局になると日を跨ぐことも。
それだけ今日は負けられない。
もちろん、いつも勝つ気で戦っているはず。
負けても良い戦いなんてない。
でも、今日だけは負けられない。
そんな戦いを観るのがとても楽しい。
そしてすごく触発される。
自分は何をやっているんだ、と。
自分も死ぬ気で頑張れよ。
瀬戸際で踏ん張れよ、と。
自分はそんなに精神的に強い人間じゃないけど、そんな自分をも奮い立たせてくれる。
みなさんもどうぞ。