何昔書いた文章が出てきたので、リライトして載せてみます。
これで当分、記事には困らないぞー!
ペルソナ分析とは、マーケティングにおける分析手法の一つです。
商品やサービスを誰のために売る、あるいは作るのかを明確にする目的があります。
闇雲に商品やサービスを開発しても、そこに需要がなければ売れませんよね。
そこで、商品やサービスを開発する前に「性別」「職業」「年齢」「趣味」などを考慮してターゲットを決めます。
例えば、30代前半で未婚のキャリアウーマン向けの美容健康ドリンクを開発することとなったとします。
この、「30代前半で未婚のキャリアウーマン」がペルソナです。
これでも充分ペルソナと言えますし、もっと深く作りこんだ
鳥海 いさ子(29歳)
- 高校教師
- ポートアイランド在住
- 賃貸物件に一人暮らし
- 年収:400万
- 彼氏は居ない
- 朝から晩まで仕事のキャリアウーマン。
- 古文の先生とは犬猿の仲で、倫理の先生からは女として負け組扱いされている。
- 食事もほとんどお弁当か冷凍食品。
- シワやたるみが気になってくる最近。
- 仕事の反動か休日はダラダラとお酒を飲みながらネットゲーム三昧。
- そろそろ健康に気をつけなければいけないとわかっていても生活習慣を改善出来ずにいる。
なんかゲームのキャラに居そうな感じですねぇ。
そんな女性向けの美容健康ドリンクを開発します。
どうです?
あてはまりそうな人が身近に居ませんか?
ペルソナ分析とは、いかにも居そうな人物を想像の中で組み立ててターゲットを分析する手法です。
省略して「ペルソナ」と単体で呼ばれることもありますが、銃口を頭に突きつけても召喚できませんのでご注意ください。
ペルソナ分析の項目
ペルソナはつくり込めばつくり込むほど良いとされています。
最低でも、
- 名前
- 性別
- 年齢
- 住所
- 職業(職種)
- 年収(月収)
- 家族構成
上記の7項目は欲しいところです。
さらにプラスアルファで
- 趣味
- 休日の過ごし方
- 最近の悩み
- 商品購入の考え方
- 利用するデバイス
- 利用するメディア
- 利用するウェブサイト、サービス
- 価値観、物の考え方
- 人間関係
- 貯蓄性向
などがあると便利です。
ペルソナが居ると「このペルソナにこの商品(サービス)は売れると思いますか?」
と意見が聴きやすくなります。
同じペルソナでも人によって意見は様々です。
売れる商品やサービスが出来るようにしっかりと検討しましょう。
ペルソナ分析の例
某メンズエステはマーケティングするにあたり、都内のワンルールマンションに住んでいる20歳の男子大学生をペルソナと定義しました。
ペルソナのライフスタイルから逆算して、彼らが頻繁に利用するであろうコンビニを中心に男性向けのコスメティックをまずは販売して、認知度を増やすことをしました。
その結果、認知度が高まり、エステサロンの方の問い合わせ数が3割から4割上がるという成果につながりました。
まぁ、そう上手くは行かんがね。
ペルソナ分析のまとめ
商品やサービスを開発するときはもちろん、webサイトを作成するときもペルソナ分析を行ってから作成するようにしましょう。
カッ